あ ゆ み


 昭和31年2月、単純に、恵まれない子ども達に、すこしでも幸せな生活に協力との思いで、社会福祉法人中央有鄰学院(児童養護施設)に、赴任して来ました。
 ここに感謝の気持ちを込めて主な活動内容をご報告申し上げ、経験を生かし更に地域での活動のご指導、ご鞭撻をお願い致します。
 尚、逝去された諸先輩のご冥福をお祈りします。
    
主な活動内容
中央有鄰学院(児童養護施設)理事長、院長として
 昭和33年頃、感化院(設立当時、法施行前の呼び名)と呼ばれていたのを、児童養護施設であり、入所児童も、昔と違い、普通の子どもで、家庭環境の問題いで、入所している事を認識してもらい、理解を求め町内の子ども達との交流を図った。
 23歳で院長に就任し、老朽化した施設を資金がなく、苦肉の策で、施設移転計画を立て、現在地に移転、最低限の設備で新築した。その後補助金、国庫補助金等で現在の施設に発展させた。
 定員も50名から63名に増員し、地域及び県内、全国と、活躍させて頂きました。
 文芸社より、”懲りずに30年”「福祉のよろこび」”こどもたちのふれあい”が、平成13年9月15日全国主要書店で発売されました。
PTA会長として
 名古屋市立大高幼稚園で、教諭の増員、学級増、教室、遊戯室の増築、ピータイルの張り替え、テラスの新設努力しました。
 名古屋市立大高小学校では、9教室新築、大高北小学校の独立(旧大高中学校)の際に改修工事の実施。
PTAソフトボール部の創設。教育委員会主催の有害図書に関する懇談会(出版業者、販売業者、書店代表)有害図書の内容が児童に悪く影響を及ぼすと激を飛ばし、教育長から感謝され、業者は自粛した。
名古屋市児童養護施設連合協議会 (事業部長、副会長)
 事業の発展化と充実、海の家の開拓、昭和48年度に民調費(民間施設職員の給与を公務員並に引き上げ、管理費の獲得、建築費の自己資金の補助等)の予算獲得に主力メンバーとして取り組み、成功し、福祉にこの人ありと言われました。
 職員福利厚生事業として、野球大会の開催(社会福祉関係者の大会、児童相談所との親善大会、県下三部会の大会、広島県との親善試合、西日本福祉大会、福祉全国大会)の立役者となる。
 特別予算対策委員として、全国予算獲得運動に参加。
 保育士求人難の時代に九州に募集に出かけ、各施設(養護、保育)の要望に答える。各施設に事務機や布団のリース等の普及に努め、リーダー格として、民間養護施設長会、民間養護施設長の昭和会の設立に貢献し、絶えず若手施設長の育成、国からの情報提供、監査の受け方指導、施設運営の指導ね各種資料の提供、新制度の説明等の指導に当たる。
 新任職員の研修講師、スポーツルール、実技指導の講師を務める。
 名古屋市施設代表として、国際社会福祉大会、イギリス大会、日本大会に参加する。
民生委員・児童委員として
 総務(現会長)として、運営の民主化を図り、規約作成し、開かれた会運営に努めた。大高小学校に知的障害学級の新設、大高学童クラブの新設、民生委員大会の事例発表は自ら、就任時より2年連続提出し、緑区代表となり、それをきっかけに、委員に指導し、6名の緑区代表者(内3名が名古屋市代表)に導く。
 定例会では、通常の議題以外に資料作成し、研修に取り組んであり、各種では積極的に意見を述べ、不登校児の相談等も適切な助言を行っている。平成11年度優良民生委員児童委員協議会名古屋市長感謝状、平成13年度全国民生委員め児童委員連絡会、優良民生委員・児童委員協議会表彰を受賞する。
 1期緑区支部長を務め、全国大会に参加し、大高で「モーニングコール」を発案(小学校と協力し、通学団の生徒が通学時に、一人暮らしの老人に朝声を掛ける、異常があれば、担任から民生委員に連絡し、民生委員が素早く対応する活動)し、成果を上げ委員が事例発表し、名古屋市民生委員・児童委員大会で発表する。緑区校長先生と話す会、一円募金を福祉施設への配布、名古屋市内の公園に、国際障害者年に障害者トイレの設置要望し、実現された。
 平成13年4月14日「児童虐待ゼロ宣言学区」を主唱する。
 平成13年8月1日ホームページ開設。(いずれもチラシを全世帯に配布)

緑少年補導委員として
 JR大高駅付近の不良少年グループを解散排除運動、有害図書児童販売機(緑区22台)の撤去、某高校の非行問題の一斉取締りを緑署と共に正常化、継続指導で中学生を更生、中学生のシンナーグループを緑署員と現行犯補導し更生指導する。活動が「青少年」に事例発表される。
 平成12年11月少年補導委員の地域活動の強化のため、「マニュアル」を作成、「問題行動の発見」「学校生活の心得」「青少年相談の案内」等の資料作成し配布。                  
二・三年低迷化した活動の活性化を図り、「青少年育成活動」が認められ、平成14年1月
30日に名古屋青少年問題協議会より、緑少年補導委員会が「表彰」を受けました
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大高マジック(奇術)クラブ
 主宰者として、会員に指導。子ども会、敬老会等に奉仕出演。各地域の子ども会指導者に簡単な手品の指導、公民会でのセミナー講師、商工会のコマーシャル出演、全国アマチュア大会に出演、専門紙に数度紹介される。昭和40年8o映画作成。
 日本奇術クラブ会員。名古屋アマチュアクラブとも交流。
緑区社会福祉協議会理事、副会長として
 福祉施設に行事助成、野外ベンチの設置に意見具申する。
8 区政協力委員(大高町田中三区町内会長)として
 田中三区町内地図の作成、お祭りの開催、交通安全灯の設置等に努力。
名古屋女子ソフトボール協会
 協会設立、10年間会長を努め、リーグ戦(年90試合)、トーナメント大会を開催、名古屋市長杯、中日新聞社杯争奪戦。月2回中日新聞市内版のスポーツ欄に結果報告される。
 ママさんチームの親善試合を行うと共に、子育て、地域の話題等の話しの交流を行い、見聞を宏め、友だち作りにも努めた。
 国際障害者年には、2回各区の障害者チームとママさんチームとの親善試合を行う。
10 愛知県防犯協会、防犯活動推進委員
 大高駅の不法自転車の整理、無施錠自転車の施錠啓発、一日警察官を努め、
痴漢防止、少年の溜まり場の監視。
 若いころ、左の経験もしました。                        
11 小さな親切運動
 愛知県第2号会員に登録、中央有鄰学院児に「小さな親切運動」を啓発し、JRから数度の感謝状、厚生大臣表彰(ブルーバード章)の受賞に導く。20周年記念に個人「表彰」受賞しました。
                                                                                          
12 全国奉仕会(文部省奨励)
名古屋地区の代表として、各地で奉仕活動の啓発に努める。
13 中部コンピューター研究会主宰
 昭和61年「21世紀の情報化時代をめざして」の小冊子を作成し、全国養護施設長研修会で、配布し、実演コーナーで各種゜ログラムを公開展示。
 各施設の業務省力化に向けて、コンピューター導入、指導にあたり、岐阜養護に2回、夕刊ふじ、月刊パソコンに紹介される。IBMセミナー講師や、インテック、CIS、IBMサービスセンターの展示講師を務めて、全社協、IBMのコンピューター紹介紙にソフト、システムの紹介が掲載される。
14 社会福祉施設のプログラムを開発
 潟Cンテックと共同で、BASICによる、会計システム、栄養管理システム、園児管理システムを作成し、商品化する。
 米国マイクロソフト社のMultplanによる、給与システム(支給額、控除額、金種明細、個人明細)、連結機能で年末調整システムを作成し、商品化、又、予算書、決算書、月次推移表、入退所原簿、保険台帳、マルチプラン集等の商品化。社会福祉の場合は特殊なシステムで、一般のソフトでは使用できなく喜ばれた。
 紹介デモ用にマクロ機能で「初心者のワンタッチ解説」システムも作成し、日本IBMからMPの第一人者と評価され、「老人福祉施設のためのコンピューター導入ガイド」」により、全国的に紹介された。
15 緑区扇台中学校「多額恐喝事件に関して
 5,000万円恐喝問題の概要をまとめ、青少年育成問題の今後の取り組みについて、「問題提起」として、大高中学校ブロックいじめ・問題行動等防止連絡会で学校、、PTA、地域、各種団体、親等との関わり、連携、取り組みについて提起し、その結果、愛知県警察本部生活安全部少年課長(警視)坪田知広氏より評価された。多額恐喝事件に関して、各機関、団体の「その後結果」も、まとめ今後の個人資料として、再発防止に努力している。
16 海外の福祉施設視察
スエーデン、西ドイツ、イギリス、スイス、シンガポール、バンコク、フランス、スリランカの各種(老人、知的、養護、保育等)施設の視察により、見聞を広め日本の福祉に参考にしている。
 又、視察後はスライドによる講演活動も行う。